自由な街で、自由であるために、踊り続ける in NY
New YorkでのTAP活動の様子、皆に役立つ情報なども載せていきたいなー。

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アメリカ


一昨日、「Greenvile」というNYの都心から少し離れた所で、

タップダンサーのセイビオングローバーがショウをやっているという

ことで、少し遠いけど、ちょっとした旅行気分で電車に乗って友達と

見に行くことに決めた。


友達との待ち合わせ場所へ歩いて向かっている途中、

「エクスキューズミー」という声が聞こえたので後ろを振り返った。 

三人の黒人が少し離れた所に座っていて、その一人がお菓子を

持っていて「買わないか?」と聞いてきた。

まあNYではこうしてお菓子を売っている人をよく見かけるので、

いつものように「ノー、センキュー。」と立ち止まらず歩き去った。


すると背中にかすかに何か当たった感じがした。

ポップコーンのような。

そんな軽い感じ。 


後ろを振り返ると、三人はボケーっとしている。

そして俺は特に足を止めることなく待ち合わせ場所へ向かっていった。


でも歩きながらだんだん腹が立ってきた。 

何かを投げられたことに。  すげームカついてきて何度か

戻ろうかとも考えたが結局友達と会ってショウを見に行った。


セイビオンのショウは、去年からしばらくやっている他タップダンサー

2人とのショウ。 ミュージシャンなしでタップダンサー3人

アカペラのみで構成されている。

以前にも何度か見ていたが、とっても楽しめたし、2000人ほどの

お客さんも大満足な様子でした。


自分はとっても気分を良くし、その後はみんなでステーキハウスに

行きもろアメリカ的な肉を、味がないなどと、言いながらも楽しく

食べました。


でも家に帰って寝るときに横になっていると、またモノを投げられたこと

を思い出してきた。 またあの時の腹立たしさが戻ってきました。


自分は基本的に怒りにたっするまでの導火線はとても長い方だと思う

のですが、今回の件に関しては今までの積み重ねが原因だと

思っています。


このアメリカの地に住んで今まで馬鹿にされているような扱いを何度も

受けてきました。 


窓ガラス越しに中指を立てられたり、

電車が走り去る寸前にガラスを叩かれたり、道を歩いていると、

上から何か投げられたり、殴られたり、「エクスキューズミー」と言われ

立ち止まってみると「How can I get Chinese ○ussy?」と

聞かれたり、ギャラをごまかそうとする人がいたり、、。


まだあるし、友達からもいっぱいそういった話を聞きました。


そして昨日、いつも練習してるスタジオの近くにある行き付けの

スターバックスに入りました。コーヒーとケーキを買い、財布の

小銭入れをあけてお釣りを待っていると、何とその黒人の

女性店員は勝手にお釣りを俺のその財布の小銭入れに入れて

しまいました。


つり銭をごまかそうとする人はたまにいるんですが、このケースは

初めてでした。 自分の財布にはもともと何枚かコインが入ってたし

結局その彼女がいくら返したのかわからなくなってしまいました。


その前の日のこともあったんで自分は完全に堪忍袋の緒が切れて

抗議しました。 この時ばかりは後ろにできてしまった長い列も

気にせず怒りをぶちまけました。


でもこういう本気で怒ったときは上手く口が回らないもので、しかも

英語だとかなりろれつがまわりませんでした。結局まともに言えたのは

「Are you crazy?」と「Fuck you!!」くらいのものでしたね。


4年以上住んではじめてFuck youという言葉を使いました。


その後スタジオに戻り練習していたんですが、全く怒りがおさまらず、

集中できませんでした。

そこで、そうだきちんと大人として話をしにいこうと思いつき、

マネージャーときちんと話そうとまたスターバックスに戻りました。


結局マネジャーはいず、会社の番号を聞いて電話したんですが、

土曜日で繋がらなかったのでまた明日電話しようと思っています。



これだけ長々と書いて結局何が言いたいかというと、



日本人、アジア人はアメリカでなめられているということです。



ほとんどの人はそうじゃないかもしれませんが、

なめてる人は沢山いる。


もちろんNYという街だからというのもあると思うけど。


前から感じてはいたんですが、なんとなくこの現実に正面から

向き合っていなかった気がします。


それはきっと周りの素晴らしいタップダンサーの友達、良くしてくれる

人達もいっぱいいるからです。

何か悪いことが自分の身に起きても、彼らを思いだし、こういう

いい人達もいるから、と思ったりしてました。


でもそれは違います。 確実になめられているんです。


中学、高校の時、ショー・コスギ、落合信彦の本を初めて読んで、

アメリカという国に憧れました。


自由の国アメリカ。 アメリカンドリーム。


タップダンサーになると決めたときも、アメリカ人達が踊るビデオを

見て、感動し、憧れました。 いつかアメリカにいきたい、と。


だけど現実はそれだけじゃない。 アメリカにしかないでっかい夢、

素晴らしい部分もいっぱいあるけど、そうじゃない部分もいっぱいある。



上記にあげたアメリカで忍者ブームを巻き起こしたショー・コスギの

本、高校生のとき何度も何度も読み返しました。

その中でいまだにはっきりと思えている言葉がある。

それは彼が息子ケイン・コスギを育てる上で小さい頃から

言い聞かせてきた言葉。


「決して自分の事をアメリカ人と思ってはいけない。 

肌の色が黄色である限り、たとえアメリカで生まれようと誰も

お前のことをアメリカ人とは思ってくれない。」


ということです。



きっとそういうことなんだと思います。


今この国に来て肌でそう感じます。


自分はまだしばらくはNYにいる気がします。

別にアメリカを否定するでも日本を肯定するでもなく、

ただ事実は事実として受けとめなければと思っています。


その上でこの先も日本人としての誇りを大事にして生きていきたいな

と思います。


うん。 そんな感じ。





まさと






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コメント

同感です~

こっちに住んでる人たちが本当にかわいそう~
いろんな意味で、
【2008/10/18 11:35】 URL | かぼちゃ #-[ 編集]

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