自由な街で、自由であるために、踊り続ける in NY
New YorkでのTAP活動の様子、皆に役立つ情報なども載せていきたいなー。

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タップ





気がつけば

もう長いことタップに関する記事を書いていない。


たぶん去年の8月頃に書いたLAタップフェスが最後かな?



これを見ている人は「実はもうこいつタップやってないんじゃないか?」

なんて思ってはいないと思うけど(笑)、久しぶりに書いてみようと思う。


去年の9月からセイビオン・グローバーのタップカンパニーに入ってタップを

勉強させてもらっている。

もう一年が過ぎた。


前にも少し書いたけど、自分はセイビオンと同じ時代に生まれてきただけでも

とてもラッキーだと思っている。


マイルス・デイビスやジョンコルトレーンなどジャズの歴史を築いた人達の本を

必死に読む自分がいる。


日本語訳と英語バージョンの方をわざわざ読み比べたりしながら彼らの軌跡を辿り、

なにか人生のヒントや、刺激になる言葉を無意識に探してたりする。


彼らを感じる術、学ぶ術は今や残された映像、音源、書物になってしまった。

それでもいつの間にか勝手に自分の頭の中のマイルス・デイビス像なるものができ、

どんどん膨らんでいく。 そして胸ときめかす。


タップダンサーでもそう。


もう亡くなってしまったサミー・デイビスJrや、グレゴリー・ハインズなんかの映像を

見てこんな人だったのかな、あんな人だったのかな? なんて想像する。


一度グレゴリーを、バスター・ブラウンの葬式で見かけた時に声をかけれなかったシャイ

だった自分をとても後悔している。


だからそんな歴史を築いた、今も築いているセイビオンと同じ時代に生きてること、

息遣いを感じられるのはとてもありがたいことだと思っている。


この先も日々精進していこうと思う。




タップというものに真剣に取り組んでいると、アメリカという国というのを

考えずにはいられない。


タップはアメリカで生まれた文化だ。


アメリカに住んでる自分を考えて、アメリカで生まれた文化に人生を捧げてる自分を

考えて、かつてアメリカと日本が戦争したことも考える。


日本人の誰もが第二次世界大戦で日本がアメリカに負けてしまった事に劣等感を感じて

いると思う。



そんなことないかなー、、? 


でも自分はそうだし、なんか俺達日本人の遺伝子の中に組み込まれてる気もする。


でも忘れてはいけない痛みだと思う。


東京大空襲を始めとする空爆では20万人近い人達が殺され、広島、長崎では日本の

敗戦が決まっているにもかかわらず、ソ連威嚇のため、そして実験として、それぞれ違う

種類の原爆を落とし30万人以上の民間人が大量虐殺された。


人類史上類をみない大量虐殺そして大犯罪。



そして俺は民族根絶を企てたその国の文化を60年後必死に学んでいる。

たまにそんな矛盾にさいなまれる。



こんなこといちいち考えながらタップやっているのは俺だけかなー、、?

まあ常に考えてるわけじゃないけど、年に何度かそんなことを考える。



でいつも思うのは、大東亜戦争は人種戦争だし、アジア人とアングロサクソンの戦争だし

その頃のアメリカは白人社会だったてこと。


タップは黒人が生んで育てた文化で俺はそれを学んでいる。


真珠湾攻撃で、白人に牙を向いた日本人に光明を見いだし喜んだのは

アフリカン・アメリカンの人達だというし、戦争後、日本の影響を受けて沢山の

アジアの国々も戦って独立を果たして、その後アメリカで人種差別解消のため

戦ったキング牧師もインドのガンディーの影響を受けてるし、なんか繋がってる

というか、それぞれ有色人種として悲惨な運命をたどって今がある。


なにか繋がってるものがあるからこそ、そんな中で生まれた文化であるタップに

自分はひきつけられていったのかなー、なんて思ってる。


自分の中ではそう納得してるし、だからアメリカの文化のタップを学んでいると

思っている。



もし自分が野球をやっていたらどんな風に自分で納得してたんだろう?

なんてことは今は考えないでおこう。



考えてみると、

俺達はシンドラーのリストを見て、夜と霧、アンネの日記を読んで涙を流すけど、

それと同時に俺達の先祖のことを思い出すことはない。


9.11の悲惨さに目を覆ってそれと同時に自分達の歴史を振り返ることもしない。



日本はアメリカの植民地だけど、もしくは属国だけど、特に日々そんなことも考えずに

生きている。


とてもうまく(変に)教育されている。



思うことはいっぱいある。

書きたいことも沢山ある。




でも疲れちゃったから今日はこの辺で、、




まさと


















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コメント

まさとさん、こんばんは。

人生の中で、自分が入り込めるものがあるということはとても幸せなことですね。


人種のこと、歴史の中で虐げられた人々のこと、そして日本が経験した戦争のこと、私もそのようなことを日常的に考えています。

ハーレムの、NYの地下鉄の、アフリカ系アメリカ人の人達の歌を聴くと、彼らのご先祖様達がどのような思いで歌を歌ったのだろうと思い、心が震えます。

原爆や空襲ががどれほど悲惨なものだったのか、写真を見たり体験された方達の話を聴いたりするだけで涙が出ます。

私は経験していないけれど、そのことを子ども達に伝えていくのが私の使命の一つのような気がします。

(私達の先祖が他国の人達にしたひどいことも忘れてはいけないと思っています)


うまく言えないけれど、

自分が経験していなくても、そこにどれだけ他の人達が流した涙や汗、笑顔や幸せな気持ち...

それを感じることができるか、それが「同じことを繰り返してはいけない」という気持ちにつながり、そこから出てくる表現は、人々に何かを伝えられるかもしれない、と思います。


まさとさんは、色々なことを勉強していて、尊敬します。

「たけし☆アートビート」でしかセイビオンのことを知らないけれど、彼のことも、彼が尊敬しているダライ・ラマ法王やガンジーのことも尊敬します。

いつか、お話を聞かせて下さい。

~お体に気をつけて~
【2012/10/29 21:54】 URL | ちいさな春 #-[ 編集]

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